がん手術・抗がん剤・放射線と併用する免疫療法
赤坂腫瘍内科クリニック 医療法人健若会


胃がんとは

胃粘膜の細胞ががん細胞になり、増殖していくがんのことです。何年もかけて大きくなったがんは、しだいに胃壁の内部へと広がっていきます。これを浸潤といいますが、ときに大腸や膵臓など周辺の臓器にも広がってしまうことがあります。胃壁の内部で広がり、粘膜の表面に現れない特殊なタイプの胃がんは「スキルス胃がん」と呼ばれます。

胃がんの症状・特徴

胃がんでよく見られる症状は胃痛や胸焼け、吐き気、食欲不振、黒い便などですが、初期の段階ではほとんどの方が感じることはありません。かなり進行していてもまったく症状が出ない場合もあります。定期検診も重要ですが、胃に違和感があったら胃炎や胃潰瘍などと自己判断せず、医療機関を受診することが早期発見・回復につながります。スキルス胃がんの場合は発見が遅れがちで、診断された時点で60%の方に転移が見られます。また、食事がのどにつかえる、喉を通らないという場合は進行胃がんの可能性が考えられます。こちらも、早めに医療機関の受診をお勧めします。

胃がんの生存率

がん全体で見ると、胃がんはもっとも罹患数が多いがんです。ただし、生存率は年々上がってきています。国立がん研究センターがん対策情報センターによれば、2003〜2005年に胃がんと診断された方の5年相対生存率は63.3%でした。がんが胃だけにあり、他への転移が見られなかった場合の相対生存率は96%という高い数値です。早期発見・早期治療ができれば、胃がんは非常に予後が良いがんなのです。

胃がんの原因

胃がんを引き起こす主要因は加齢などによる免疫力の低下と、血液の酸素運搬能力低下による低酸素体質化です。リスク要因として、喫煙や不適切な食事による体内活性酸素の増加や、体内のタンパク質の糖化などが指摘されています。遺伝子に異常が起こり、がん細胞が発生するケースもあげられます。また、胃や小腸に炎症や潰瘍を起こす「ヘリコバクター・ピロリ」、いわゆるピロリ菌の持続感染も胃がんの原因となりうるとされています。ただ、ヘリコバクター・ピロリに関していえば、感染していてもがんにならない人もいます。現在、除菌治療の研究が進められています。

一般的な、胃がんの検査

内視鏡検査
内視鏡検査とはいわゆる胃カメラのことで、ファイバースコープを胃の内部に入れ、がんの広がりや深さを調べます。組織の一部を採取し、がん細胞があるかどうかを調べる病理検査も行われます。
X線検査
X線検査は健康診断で馴染みのあるバリウムを用いた検査のことです。胃がんが進行すると、胃のすぐ近くを通る大腸にがんが生じることもあります。お尻から空気とバリウムを入れて大腸の形を確認する検査を、注腸検査といいます。
CT、MRI検査
治療前、胃がんの広がりを調べるためにはCTやMRIが用いられます。CTはX線、MRIは磁気を使って体の内部を描き出しますが、造影剤を使用する場合はアレルギーが起こることがあるので注意しましょう。

当院の胃がんの検査

がん遺伝子検査

少量の血液だけでPET、MRIなどでも発見できない微小癌を遺伝子検査で検出し、癌になる前の段階、すなわち前癌病変も遺伝子異常として検出します。

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マイクロアレイがん検査

世界初の最新技術によって、超早期がんを遺伝子レベルで判定する癌検査(少量の採血で信頼の高い検出率)。早期発見の困難な癌、発症頻度の高い癌、消化器系癌を高精度に判定します。

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CTC(末梢循環腫瘍)検査

血管内(血液中)を循環している癌細胞を検出する検査です。

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アミノインデックスがん検査

がん患者のアミノ酸バランスが統計的に健康な人と違うことから、がんに罹患している可能性を評価する検査です。

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免疫年齢検査

免疫は40歳以降に低下し、癌の発症や、感染症の増加につながる。あらかじめ自分の免疫能を知ることで、免疫強化などの対処が可能になります。

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活性酸素検査 FRAS4

病気や老化のほとんどは活性酸素が原因。そこで酸化ストレスと抗酸化力を測定し、その結果によりサプリメントや点滴で治療対策を立てていきます。

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胃がんのステージ

胃がんはがんの深さによって分けられ、がんが粘膜下層までのものを「早期胃がん」、粘膜下層を越えて固有筋層より深くまで及んだものを「進行胃がん」と呼びます。胃の壁の内側から外側に向かってがんが深く進行するに従い、他臓器などに転移する可能性が高まります。病期は治療前の検査によって決まりますが、手術のときに転移などが見つかり、変更されることもあります。

胃がんの標準治療

胃がんは、病期(ステージ)によってどのような治療が行われるかが決まります。それぞれの特徴を把握し、医師と治療方針についてしっかり話し合っておきましょう。当院でも、病期や治療に対する不安を減らすことで、患者さまの精精神的なストレスを軽減できるよう努力しています。

胃がんの標準治療

① がん摘出手術

胃とその周辺のリンパ節を切除する手術は、胃がん治療の中でももっとも有効な治療法です。切除する範囲はがんの場所や病期(ステージ)に合わせて決められ、場合によっては新たに食べ物の通り道を作るケースもあります。
体への負担が少ない手術として増加傾向にあるのが、腹腔鏡手術です。開腹するのではなく、腹部に小さな穴をいくつか開けて手術を行う方法で、体への負担が少なく開腹も早いのが大きなメリットです。ただ。合併症の可能性がやや高まる、リンパ節をしっかりと取り除くことの難しさなどが指摘されています。
病変が浅く、リンパ節に転移している可能性が低い場合は、内視鏡による胃がん切除で十分なこともあります。内視鏡治療には、内視鏡的粘膜切除術(EMR)や内視鏡的粘膜剥離術(ESD)などがあります。

② 抗がん剤

いわゆる化学療法で、手術と組み合わせて補助的に使用されるケースと、抗がん剤中心に治療が行われるケースがあります。抗がん剤はがん細胞のみならず正常な細胞にも影響が及ぶため、人によっては強い副作用を引き起こします。副作用の程度には個人差があり、効果との兼ね合いを見ながら治療が行われます。。

③ 放射線療法

胃がんは手術がもっとも効果的なので、放射線療法は進がんなどに補助的に用いられることがほとんどです。再発を予防したり、残った病変を首相させるために用いられることもあります。ただ、食欲の低下や嘔吐などの副作用も起こりやすいため、併せて検討する必要があります。

セカンドオピニオンとは?

セカンドオピニオンとは、病気について担当医以外の医師の意見を聞くことを意味する言葉です。医療業界においては一般的なことですので、担当医との関係悪化を恐れる必要はありません。セカンドオピニオンを聞きたい意思を示し、紹介状やデータをもらうと良いでしょう。

セカンドオピニオンを聞く際は、医師がきちんとリードしてくれるはずですが、現在の診断の内容、治療方針、その他の治療方法の3点は、納得のいくまで質問すると良いでしょう。

胃がんの先進医療

以前に比べて治りやすくなったとはいえ、患者さんにとって苦痛が続くことにかわりはありません。医療は常に進化しています。科学的な根拠をもとに解明された「がんの原因」を根本的に解決する先進治療には、どのようなものがあるでしょうか。副作用や再発・転移などのご不安を抱える方も、ぜひご覧になってみてください。患者さまがQOLを保ち、心身ともに余裕をもってがんと向き合えるよう、当院がお力になります。

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標準治療にプラスする先進医療。
患者さま一人ひとりの症状にあわせた
複合プランが「個別化治療」です。

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